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過疎・中山間地域振興条例制定検討調査会が高遠町三義視察

過疎・中山間地域振興条例制定検討調査会が高遠町三義視察

 県議会議員でつくる、過疎・中山間地域振興条例制定検討調査会のメンバーは8日、伊那市高遠町と長谷で視察をした。
 この調査会は、過疎に悩む中山間地域の振興を目的とした条例の制定を検討しようと発足したもので、メンバー10人が長谷の浦と高遠町の三義の視察をした。このうち三義では、農事組合法人「山室」の代表理事・伊藤忠彦(ただひこ)さんが、組合の取り組みなどについて説明した。
 この組合では、地元の酒蔵と契約し酒米をつくる取り組みや、都会に住む人が田んぼのオーナーとなり農業体験をするイベントなどを説明した。
 伊藤さんは、「昔みたいに、生産する農業だけでは、生活も成り立たないし、後継者も育たない。農家も工夫をするが、今後も県など行政の支援をいただきたい」と話した。
 調査会会長の木下茂人議員は、「条例の制定が必要かは、議論を重ね慎重に検討していきたい」と話した。

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