伊那谷ねっと

サイトマップ ニュース検索
165/(木)

ニュース

5歳児「いなっせ」転落事故
事故再発防止策示す

5歳児「いなっせ」転落事故<br>事故再発防止策示す

 伊那市は10日開かれた伊那市議会全員協議会で、6日にいなっせでおきた5歳の男児の転落事故を受け再発防止策を報告した。
 この事故は伊那市日影の小林新拓君(5つ)が、いなっせ401会議室から転落したもので、高さはおよそ13メートルだった。
 新拓君は、救急車で伊那中央病院に搬送されたが、意識不明の状態が続いている。
 伊那市では、事故のあった当日に、全ての会議室に、子ども連れの利用者への注意文書を掲示している。
 また窓の取っ手を固定したほか、警備員や職員による巡回頻度を増やすなどの対策をとっている。
 当面の対応として、早急に事故と同じタイプの窓にストッパーを設置するほか、開閉幅の改修を実施することにしている。
 ほかに子供連れの利用者への対応マニュアルをつくり、再発防止につとめていく。
 保護者の話にもとづいた伊那市の報告によると、新拓君は、あごを複雑骨折していて、9日手術をしたという。また脳挫傷はあるものの奇跡的に軽く、脳へのダメージは少ないほか、左顔面から転落したため腕や足の骨折もなく内臓の損傷もないという。

前のページに戻る 一覧に戻る