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伊那小正組 牛の飼育始める

伊那小正組 牛の飼育始める

 伊那市立伊那小学校1年正組の児童たちのもとへ16日、子牛が届いた。児童たちは今後、この牛から牛乳を搾ることを目指す。
 トラックに乗せられてやってきた子牛は、子どもたちと対面した。
 正組の児童は今年、自分たちで牛乳を搾りたいと牛の飼育に挑戦することにした。
 児童にとって、自分たちより何倍も大きい大人の牛は、少し怖い存在。そこで子牛を母牛に育て、その牛から牛乳を搾れないかと考えた。
 この考えに賛同し、子牛の貸出に応じてくれたのは伊那市手良で牧場を営む酒井秀明さん。酒井さんの牧場で今年の6月末に生まれた子牛が届けられた。
 子牛から乳を搾れるようになるまでには2年という歳月が必要で、児童たちは3年生になるまでこの子牛とともに学校生活を過ごす。
 現在子牛の重さは90キロ。2年後には600キロ近くまで成長する。牛は子牛を産むことで乳を搾れるようになるため、児童たちは子牛の出産にも立ち会うことになる。
 子牛はしばらく中庭で飼育するが、その後、児童たちが手作りした柵へ移す予定。

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