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十五夜の「おからこ」作り

十五夜の「おからこ」作り

 伊那市西町の旧井澤家住宅で14日、十五夜にあわせて「おからこ」作りが行われた。
 伊那部宿を考える会では、地域の伝統を伝えていこうと、旧井澤家住宅でのオカラコ作りを始め、今年で3年目になる。
 おからこは、もち米からつくる団子で、伊那地域では昔、十五夜に合わせて多くの家庭で作られていた。
 もち米は、2晩水に浸し、水を混ぜて団子状にする。もち米をつぶすのは力のいる作業で、10人のメンバーが交代でついて、40分程かけて粉状にした。
 この日できたおからこは、里芋の葉っぱに乗せ、今年とれた野菜と一緒に月に供えた。
 メンバーは、今年の豊作に感謝し、来年の豊作を月に願った後、野菜と一緒におからこ汁にして味わったという。

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