プロ棋士が囲碁の指導
プロ棋士を招いての囲碁教室が20日、伊那市立伊那図書館で開かれた。日本棋院上伊那支部の会員など10人が集まり、プロ棋士の高梨聖健8段から指導を受けた。
上伊那支部では毎月2回、囲碁教室を開いているが、年々会員数が減少してきている。
今回は囲碁の普及活動の一環として、日本棋院から高梨プロが派遣された。
高梨プロは級を持つ子ども2人を相手に碁を打ち、子ども達はプロの技を体感していた。対局が終わると、子ども達はプロから自分の打った手について指導を受けていた。
日本棋院上伊那支部の神田ふくじ支部長は「こういったことをきっかけに、強さに関係なく囲碁を楽しんでくれる人が増えれば嬉しい」と話していた。