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伊那中央病院産婦人科診療棟がオープン

伊那中央病院産婦人科診療棟がオープン

 伊那中央病院で、産婦人科外来患者の増加に対応するため増築された診療棟が22日オープンした。新しく増築された診療棟の前でオープニングセレモニーが行われた。
 この診療棟は、増加している産婦人科外来患者に対応するため造られたもので、総工費は9千300万円。
 内診室と診察室それぞれ2部屋が、婦人科と産科に設置され、これまで空きスペースで対応していた診察がここですべてできるようになった。
 伊那中央病院では、H17年から辰野総合病院で、今年からは昭和伊南総合病院で分娩の取り扱いを休止した影響で、産婦人科の外来患者数は月平均1500人と、適正の1200人に対し飽和状態が続いている。
 産婦人科の医師数は9月1日から6人となっている。この体制でも同時に診察できるのは3人までで、新しい診察室すべてを同時に使うには最低8人の医師が必要だという。
 新しい診察室は、病棟とつなぐ渡り廊下などの付帯工事が来月に完了する事になっている。

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