保育園児がアマランサス収穫体験
伊那市の西春近南保育園の園児たちが25日、みんなで育ててきたアマランサスを収穫した。
同保育園は今年、食育の一環で、園庭横の畑でアマランサスの栽培に挑戦した。
伊那地域アマランサス研究会や伊那市農林振興課の協力を受けて春に直播したアマランサスは、草丈およそ170センチほどに成長し、大きな穂をつけ、収穫時期を迎えた。
この日は、園児およそ70人がはさみで穂を1本ずつ切って収穫した。園児たちは、大きな穂も上手に切り、友達と見せ合うなど楽しんでいた。
下平緑園長は、「子供たちが種まきから収穫まで一連の成長を見て、自分で食べることまで出来る体験がとてもよかった」と話していた。
収穫したアマランサスは乾燥させたあと、足で踏むなどして脱穀も体験する計画。アマランサスの実は、天ぷらや、ご飯に混ぜるなどして給食で味わうという。