宮田駅前の開発に向けて懇談会を早期開催へ
宮田村で長年懸案となっているJR宮田駅前の開発について清水靖夫村長は20日、地権者らを集めて懇談会を開きたい意向を明らかにした。「村にふさわしい玄関口を」と以前から議論があったが、関係者を一同に介す形での具体的な話し合いは、開かれれば初めてとなる。
村議会一般質問で答えたもの。「現状を放置しておくわけにはいかない」として、早期の開催を示した。
村の都市計画などでは、駅前を広場にしたり、周辺の中心商店街の活性化などが盛り込まれている。
しかし、実際は地権者の問題もあり、具体的には進んでいない。
村産業建設課によると、駅周囲の土地はJRが所有するが、駅前の地権者は大小含めて10数件、県道までに広げるとさらに増えるという。
「個々に話しはあったようだが、関係者がまとまった形で話し合いのテーブルにつくことは、今までなかったと思う」と同課。
駅前は空き地などもあることから、村内には玄関口としての有効活用や活性化を求める声も根強い。