仙丈に初冠雪
伊那市長谷の南アルプス仙丈ケ岳で29日朝、初冠雪があった。
標高3033メートルの仙丈ケ岳では28日夜から雪がちらつき始め、朝になると2センチほどの雪が仙丈小屋付近を覆っていた。
29日朝の気温は氷点下1度ほど。例年より10日ほど早い初冠雪だという。
また29日の伊那市は、最高気温が13・7度と11月の中旬並の寒い一日となった。
長野地方気象台によると、この寒さは日本列島の南の海上に前線が停滞したため、県内全域が日本の北側にある寒気に覆われたという。
伊那市内は、朝から雨がぱらつき、厚い雲に覆われた天気となった。
伊那市駅近くの交差点では、行き交う人達は上着を着て歩いていた。
長野地方気象台によると、寒さのピークは29日までで、南信地方の30日の最高気温は29日より7度近く上がり21度になる予想という。
【伊那ケーブルテレビジョン】