伊那市が危険箇所パトロール
台風シーズンに備え伊那市は30日、市内で指摘されている危険箇所のパトロールを実施した。
危険箇所のパトロールは、毎年春と秋の2回実施している。
伊那市をはじめ消防や警察などから35人が参加して今年6月23日に豪雨被害があった伊那市高遠町の危険箇所をパトロールした。
伊那市高遠町の藤沢などでは今年6月に、多いところで1時間に120ミリの雨が降り床下浸水などの被害があった。
被害のあった高遠町を中心に9カ所を回り、対応策などを話し合った。
高遠町藤沢の入ノ沢では、今年の大雨で水路が反乱し2棟の床下浸水があった。
現在、復旧作業は終わっているが、また同じような雨が降った際は同じ状況が考えられるとして水路を広げるなどの対策をとっていくとしている。
また、災害時に使用するヘリポートの候補地の確認もした。
伊那市では、「いつ起きるか分からない災害。今日のパトロールを通して問題のあった場所は、課題を抽出して災害防止を図っていきたい」としている。
【伊那ケーブルテレビジョン】