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新山小が小規模特認校に決定

新山小が小規模特認校に決定

 伊那市教育委員会は30日、新山小学校を来年度から通学区を市内全域から通うことができる小規模特認校とすることを決めた。
 小規模特認校とは、特色ある教育環境を生かし、市内全域からの入学、または転学を認める学校。この取り組みは全国的に行われているが、市内では初めてとなる。
 現在、新山小の全校児童数は44人。4年生から6年生までの高学年は33人で、1年生から3年生までの低学年は11人。
 今年度は1年生が2人、2年生が6人で、初めて1、2年生1クラスとなる複式学級となった。
 教育委員会では、豊かな自然と少人数での学習環境を生かし、児童数が年々減少傾向にある同校の児童確保につなげていく考え。
 小規模特認校への就学は、全学年できるものとし、各学年の定員は、通学区域から通学する児童を含め15人にするとしている。
 また就学条件として1年間以上、小規模特認校に在学することなどを挙げている。
 教育委員会では今後、学校についてのパンフレットを作成するほか、募集要項について検討していくという。
 北原明教育長は、「新山小の特色を理解していただき、多くの方に来ていただきたい」。山岡清孝校長は、「学力と自然学習を柱に特色ある学校づくりを進めていきたい」と話していた。
【伊那ケーブルテレビジョン】

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