情報誌100号縮刷版発行で祝賀会
『中坪くさい、手良の風』今後も
伊那市手良の中坪区・中坪の歩み研究委員会(山岸久男委員長)はこのほど、月刊「中坪の歩み」の100号縮刷版発行の祝賀会を、中坪公民館で開いた。手良公民館長、委員9人ら約40人が出席。「200号の達成、地域の発展を目指して今後も頑張りたい」と乾杯した。
山岸委員長は「『ふるさとを見直そう』『地域の歴史を伝えよう』と、研究委員会を発足。古きを尋ね歩き、今思えば地道な活動の中で大変だった。中坪の歩みが区民をつなぐ大きな媒体となって、これからも発足の理念を忘れずありふれた情報新聞にならぬように努めると共に、肩ひじはらず『中坪くさい、手良の風』のつまったものにしていきたい。重みのある『宴の莚(むしろ)』で共々祝い喜び合うことができて嬉しい」とあいさつした。
「中坪の歩み」は区内の情報誌で、96年7月に発刊。9常会から1人ずつ選出する委員が取材・編集し、地域の言い伝え、区の動き、お年寄り(80歳以上)の半生を聞く「歩いてきた道の思い出」などをB4判の片面刷りにまとめ、月1回発行している。
縮刷版は230部制作し、全戸に無料配布。希望者に販売していたが完売した。