高遠美術館で竹村新太郎油絵展
伊那市山寺の竹村新太郎さんの油絵展が19日まで、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれている。
この作品展は、去年竹村さんが全国規模の芸術家団体「一水会」の会員になった記念に企画された。
今回は竹村さんが長年のテーマとしてきた御嶽山の作品など21点を展示した。
展示作品の一つ「御嶽雪霞」は、冬の御嶽に雪が降り始める直前の様子を描いたもので、昨年の一水会展で安井會太郎奨励賞を受けている。
また、普段は冬の御嶽を描くことが多い竹村さんだが、今回は冬だけでなく、四季の移ろいとともに姿を変える様子を描いている。
油絵展ではほかにも、地元の風景や家族などを描いた作品も展示している。
竹村さんは「作品を見た方々に、御嶽の神々しさを感じていただければ」と話していた。
【伊那ケーブルテレビジョン】