JCが環境基本計画に提言
伊那市が現在策定している環境基本計画に反映してほしいと伊那青年会議所が9日、小坂樫男市長に提言書を提出した。
唐沢幸利理事長ら5人が市役所を訪れ提言の内容を説明した。
伊那青年会議所では、委員会の一つとして「まちの未来創造会議」(竹松慎一議長)を設置し、1年間かけて地球温暖化対策について検討してきました。
提言のテーマは、「市民と行政のパートナーシップによる農地と農産物、森林資源を生かした低炭素社会」の構築。
伊那地域の独自性として農地、農産物、森林資源に重点を置いたという。
提言書では、環境問題に広く対応するため、市役所内に環境政策課の新設を提言している。
また、行政の取り組みとして間伐材の利用促進や地元食材の流通整備、市民参加として家庭ごみの再利用などを挙げている。
小坂市長は、「若い皆さんの貴重な提言をいただいた。参考にさせていただきたい」と話した。
【伊那ケーブルテレビジョン】