中川東小5年稲刈り
祖父母に教わりながら
総合的学習の一環として米作りを進める中川村の中川東小学校5年生38人は22日、祖父母に手取り足取りで教わりながら、稲刈り体験をした。
5年生は学校南側の約4アールの水田に5月中旬手植えでモチヒカリを植え付け、水管理や草取りをし、実りの秋を迎えた。
「稲をしっかりつかみ、前に押し出すようにし、かまを手前に引く」と、祖父母に教わった刈り方を反すうしながら、慎重にかまを動かした。慣れるに従い、子どもたちは「面白い」「よく切れる」と、ザクっ、ザクッと小気味よい音を立てて、刈り進んだ。
また、湿したわらで、ひざで稲束を転がすようにして、しっかりしばりあげた。
結束した稲束ははざ元に運び、はざかけもした。
はざ干しで乾燥させた稲は、足踏み式脱穀機で脱穀する。新米は収穫祭でもちにつき、親子で味わう計画。