森世紀工房作品展
建具職人などでつくる「森世紀工房」の作品展示会が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。
森世紀工房は県産材の普及を目指すグループで、定期的に作品展を開き、地元産の木工製品の魅力をPRしている。
今回はテーブルやイスなどおよそ100点が展示されている。
また、製品を作る中で出る端材を利用した作品も展示している。
これまでこうした端材は使い道がなく、処分してしまうことがほとんどだったが、有効利用するため試作品の開発に取り組んできた。
開発には信州大学農学部も協力し、費用を抑えることを重視してきたという。
また、端材から一つの製品を量産することはできないため、オリジナルの良さをアピールできる製品を検討してきた。
その結果、鍵盤がさまざまな広葉樹の木で出来た木琴など、ユニークな製品が誕生した。
訪れた人は「木のぬくもりが感じられていいね」などと話していた。
展示会は14日まで。
【伊那ケーブルテレビジョン】