南箕輪中生が伝統の落ち穂拾い
南箕輪中学校の生徒が10日、村内の田んぼで伝統の落ち穂拾いをした。
全校生徒が地区ごとに分かれて、稲穂を拾った。
南箕輪中学校では51年前に、学校の備品購入のために落ち穂拾いを始めた。
最近は、拾い集めた米を海外の食糧難の国に送る活動として定着している。
去年は、240キロの米が集まり、アフリカのマリ共和国へ送られた。
稲穂を拾う田んぼは、地域の人が作るもので、地区ごとに数カ所ずつ提供してもらっている。
作業をしていた2年生は、「去年に比べて今年は順調。たくさん集まりそうです」と話していた。
集めた米は、農協を通じて食糧難の国に支援米として送られることになっている。
【伊那ケーブルテレビジョン】