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西春近南小児童「ユカイナ」に模様付け

西春近南小児童「ユカイナ」に模様付け

 伊那市西春近南小学校の6年生が6日、木製のオカリナ「ユカイナ」に彫刻や電気ペンで模様を付けた。
 ユカイナの製作者で地元、西春近に工房を構える加納義晴さんに作り方を教わった。
 児童らはまず思い思いの柄を描き、その後、電気ペンや彫刻刀で柄を刻み、オリーブオイルを塗って完成させた。
 加納さんとの出会いがきっかけとなり、6年生は今年8月にユカイナを制作し、今月の音楽会で演奏を披露することにした。
 現在児童たちは演奏する曲を練習中だが、音楽会には自分だけのオリジナルユカイナで臨もうと模様を付けることにした。
 児童らは「素敵な作品ができた」「思ったより簡単だった」などと話し、自分のユカイナの吹き心地を確かめていた。
 加納さんは「子供の表現はみんな違っていて、自分の好きなことを描いている子も多い。笛も大切にしてもらえると思う」と話していた。
 ユカイナの演奏を披露する音楽会は25日の予定。
【伊那ケーブルテレビジョン】

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