保育園入園説明会で新山保育園入園児募集
園児数が20人に満たない場合来年度休園を予定している伊那市の新山保育園について、市は、市内全域からの入園を呼びかけている。
16日から始まった来年度の保育園入園説明会で、新山保育園への入園を募集するチラシが、参加者全員に配布された。
新山保育園は現在、園児数が全体で10人で、このままいくと来年度休園となる。
伊那市は、休園の理由として、少人数では集団生活の中での社会性を身につけることが難しいこと、効果的な保育園運営が難しいことを挙げている。
地元から存続を求める活動も起きる中、市も新山保育園のあり方を模索していて、今回、市内全域から園児を募集することになった。
もともと保育園は、市内のどの地域の園にも通うことが可能だが、こうした呼びかけをするのは異例のこととなる。
伊那市の保育園の入園の受付は11月からの予定。