とんぼの楽園にあずまや完成
日本一小さいとんぼ「ハッチョウトンボ」の生息地、伊那市新山のとんぼの楽園に、あずまやが完成した。
あずまやは、楽園を管理する新山山野草等保護育成会が建てたもので、3.6m四方で、高さおよそ4m。ヒノキや松で作られていて、材料の一部を伊那市が調達したほかは、会員が協力し手作業で作り上げた。
17日は、関係者などが出席して、あずまやの竣工式が行われた。
新山山野草等保護育成会の中山智会長は、「さまざまな人の協力で念願のあずまやが完成したことに、心から感謝している」とあいさつ。
小坂樫男伊那市長は、「日ごろの整備に感謝している。楽園を後世に伝えていけるようこれからも頑張っていただきたい」とあいさつした。
育成会では今後、歩道の延長や駐車場の拡張など、さらに整備を進めていきたいという。