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南箕輪村の民話・童話お話会

南箕輪村の民話・童話お話会

 南箕輪村出身の童話作家、加藤明治さんの作品を読むおはなし会が16日、南箕輪村図書館で開かれた。
 今年7月に図書館に新しく設置された世代間交流施設を有効活用しようと開いたもので、16人が参加した。
 おはなし会では村出身の童話作家、加藤明治さんの作品「鄭君」を、長男で教育委員長の加藤達人さんが朗読した。
 加藤明治さんは、県内の小中学校で校長を務めながら作品を執筆していたことから、「童話を書く校長先生」と呼ばれていたという。
 朗読された作品「鄭君」は、加藤明治さんが小学校勤務時代の教え子の朝鮮人児童について書いた。
 主人公が当時の社会から差別を受けながらも、友達から慕われ、第2のふるさととして日本を慕っていたことなどが描かれている。
 朗読した加藤さんは、「地元作家の作品に触れてもらえる良い機会になった」と話していた。

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