スポ少交流事業報告
第32回日独スポーツ少年団同時交流事業でドイツを訪れていた駒ケ根市スポーツ少年団剣道団シニアリーダーの大学生米山久美子さん(19)=駒ケ根市赤穂=が22日、市役所を訪れ、中原稲雄教育長に帰国の報告をした。「異文化を体験したくて応募した」という米山さんは「ドイツではスポーツが生活の中に溶け込んでいる。日本でも子どもたちにスポーツをもっと身近に感じてもらえるように、ドイツのいいところを取り入れていきたい」と話した。
米山さんは南バーテン州などドイツ南部を中心とした数カ所の町に計23日間滞在し、現地の家庭にホームステイするなどしてドイツの文化に親しんだ。
同時交流事業は日独相互交流を目的に毎年実施されている。全国から応募した17窶・1歳のシニアリーダーが書類審査などの選考を経て派遣され、事前に決めたテーマに沿って研究発表や討論などを行う。今年は7月から8月にかけ、日独のスポーツ少年団員らそれぞれ約120人が互いの国を同時に訪問して友好と親善を深めた。