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認知症講演・フォーラム

認知症講演・フォーラム

 「ぼけ老人を抱える家族の会」長野県支部(関靖代表)は19日、認知症についての講演とフォーラムを駒ケ根市の県看護大講堂で開いた。約120人が参加し、認知症への理解を深めた。
 講演では県看護大で老年看護学を教える奥野茂代教授が「認知症高齢者ケアの動向」について話した。「認知症は以前は痴呆症と呼ばれていた。脳の機能が低下することにより物忘れや判断力低下などの症状が起きる。しかし、何もかも分からなくなるわけではなく、通常の人と変わらずにできることも多い」とした上で「大切なことは一人の人間として尊重し、前向きな気持ちで接すること」と訴えた=写真。
 講演後、駒ケ根市の福祉担当者や介護の専門職らによる討論なども行われた。
 参加者には「認知症サポーター」の証としてオレンジ色の腕輪が主催者から配られた。

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