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せせらぎウォッチング

三峰川・小沢川は「きれいな水」と判定

伊那市の第18回川シンポジウム「川再発見!せせらぎウォッチング」(実行委員会など主催)が16日、三峰川などで開かれた。小中学生ら50人余が参加。川の生き物などを調べ、三峰川、小沢川を「きれいな水」と判定した。
「せせらぎ窶煤vは14年目の取り組みで、川に親しみながら環境を考えるもの。
学校教諭ら7人を講師に迎え、子どもたちは川に入って川の生き物や水素イオン濃度(pH)などを調査。
三峰川橋上流の三峰川では、少しきたないところにすむヒラタドロムシもいたが、トビゲラ、ヒラタカゲロウ、ヘビトンボなど「きれいな水」にいるとされる生き物を多く採取した。
東部中学校1年生の伊藤貴樹君(13)=美篶=は「三峰川の端にはきたない水にすむ生物がいて、水の流れがある中州にはきれいな水にすむ生物がいた」と話した。
調査に先立ち、市役所で水槽に入ったヨシノボリ、ウグイ、ドジョウなど実物を見ながら生態を学んだ。
観察場所は昨年10月の台風の影響で、小黒川から小沢川に変更。水生生物の成長の遅れから、水生生物にも影響が出ていることがわかった。

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