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東小緊急交通安全教室

東小緊急交通安全教室

 駒ケ根市の赤穂東小学校(熊谷正校長)は同校の1年生児童が重傷を負う交通事故が8・9月に連続して発生したことから20日、1・2年生を対象にした交通安全教室を校庭で開いた。自動車が人形をはねる実験などを目前で見た児童らは恐怖の悲鳴を上げ、事故の恐ろしさを実感していた様子だった。
 駒ケ根警察署、伊南地域交通安全活動推進協議会委員ら約10人が同校を訪れ、時速約30キロで走る車で人形をはねる▽トラックの内輪差により交差点で歩行者が巻き込まれる▽停車中の自動車の間から人が飛び出すのが遠くから見えるか確認する窶狽フ3種の実験をしてみせた。
 実験を目の当たりにした児童らは「飛び出しは絶対にしません」と誓っていた。熊谷校長は「低学年児童は話だけではなかなか実感がわかない。こういう実験でショックを与えることも必要と思う」と話した。
 2件の事故はいずれも道路を横断しようとした児童が停車中の車の陰から飛び出したことが原因で起きている。

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