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2211/(金)

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伊那中病経営改革プラン素案まとまる

平成22年度経常損益黒字化を目指す

伊那中病経営改革プラン素案まとまる

 伊那中央病院は平成22年度を目途に単年度の経常損益を黒字化とする経営改革プランの素案をまとめ、この素案は、27日開かれた伊那中央病院運営審議会で承認された。
 経営改革プランは、国が示した公立病院改革ガイドラインに沿って策定。
 同プランでは、今年度はおよそ2億6千万円の赤字となる見通しだが、経営改革により平成22年度には1000万円、また平成23年度には8400万円の黒字を見込む。
 改革の主なものとして、特殊勤務手当の見直しや、コンサルへの委託による診療材料費の削減などをあげている。
 また業務の効率化を図るため電子カルテシステムを導入するほか診療費の未収金対策にも力をいれていく方針。
 他には分娩料について、県内の同規模病院と比較しても低額で、一回の出産に対し数万円の赤字が出ていることから、それを補う分の値上げも計画。
 伊那中央病院では改革プランについて運営審議会の意見を参考にし、年度内にまとめることにしている。

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