9月の有効倍率1.03倍
今年度最低水準に
伊那公共職業安定所は、9月の労働市場概況を発表した。9月の月間有効求人倍率は1.03倍と今年度、最低水準となった。
製造業などで求人が減るなか、解雇や派遣社員の打ち切りで求職者が増加し、9月の月間有効求人倍率は、今年度最低水準の1.03倍となった。
この数字は、平成16年の年度当初以来の低い数字だという。
安定所によると、アメリカのサブプライムローン問題を発端とする国際的な金融危機が続く状況で、上伊那でも景気が悪化しているという。
求人倍率は、今年6月から1.0倍台で推移するなど低迷した状況が続いている。