伊那市の新村明子さん 市に洋画寄贈
伊那市西町の新村明子さんが5日、市役所を訪れ、今年県展に出展した50号の洋画を伊那市に寄贈した。
新村さんは、知人の絵画講師から絵の指導を受け、40年ほど前から作品づくりを始めた。
現在、主婦業のかたわら絵を描き続けている。
寄贈したのは、今年春、こいのぼりが泳ぐ様子を見て描いた作品で、家族の温かさを表現したという。
新村さんは、「子ども達が事件を起こすような時代になってしまった。この絵を見た人が少しでも温かい気持ちになってくれたらうれしい」と話していた。
小坂樫男市長は、「これだけ大きな作品を作る意欲は素晴らしい。これからもがんばってください」と話していた。