ふるさと講座
地域の歴史や文化を学ぶ講座が6日、南箕輪村民センターであった。
同講座は上伊那の文化を学び後世に伝えていこうと、シニア大学の卒業生などでつくる県長寿社会開発センター伊那支部のふるさとを学ぶ会が企画したもの。伊那市文化財審議会の委員などを務める伊藤一夫さんを講師に迎え、西箕輪羽広の仲仙寺に残る文化財・絵馬について学んだ。
伊藤さんは、仲仙寺は馬の観音様として広く信仰されたため、絵馬が多く残っており、48の絵馬の中には県内で最も古いとされるものや、千匹の馬が描かれた千匹(せんびき)絵馬(えま)も6つあることなどを説明
。
「調査して雑誌などで発表したら、木曽からも協力者が現れるなど新たな展開があった。意欲を持って調べ、発表する機会を持つ事がとても大切」と語った。
また、ふるさとの文化財についてのパネルディスカッションもあった。