上伊那のレギュラーガソリン前月比24.7円値下がりも、隣接地域と価格差
上伊那地方の1リットルあたりレギュラーガソリンの価格は10日現在142.6円で、先月14日の調査に比べて24.7円も値下がりしたことが県企画部の調査で分かった。一方で木曽に次いで県内では2番目に価格が高く、下落値が隣接地域に比べて鈍い傾向も示している。
下伊那は140.8円で前回よりも30.3円値下がり。上伊那は前回の調査時点で下伊那よりも価格で4円ほど下回っていたが、今回は逆転する格好となった。同じく隣接する諏訪地域の価格は130.8円で、上伊那との価格差は12円ほどに拡大している。全県平均は136.4円(前回比27.2円減)。
県企画部は県内78店舗を対象に電話による聞き取りで調査を実施しており詳しい分析はしていないが、地域ごとの価格差について「店舗の集客数や輸送経費などが影響しているのでは」とみている。
上伊那のハイオクガソリンの価格は153.6円(同26円減)、軽油は127.5円(同22.5円減)、灯油は18リットルあたり1662.7円(同411.8円減)。