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工房信州の家と南信州ビールが信州ブランドアワードに入選

工房信州の家と南信州ビールが信州ブランドアワードに入選

 地域資源を活かした県内のすぐれたブランドを選ぶ「信州ブランドアワード2008」の結果が発表され、上伊那からは伊那市の住宅建設業フォレストコーポレーションの事業ブランド「工房信州の家」と、駒ヶ根市・宮田村の地ビール「南信州ビール」が入選した。県デザイン振興会など産学官で県内ブランドの推進確立を目指す実行委員会が主催し今年で5回目。推薦と公募の計49点から選考し、大賞は「諏訪湖の花火」が選ばれた。

次への励みに、さらに地元を愛し、愛されるブランドへ

 県下第一号の地ビールメーカーとして、業界をリードする南信州ビール。中央アルプスの伏流水からうまれる商品の数々は、地元内外の高い評価を受けて今回の受賞となった。
 「この地でビールを製造、販売していることが我が社の事業の大きな後押しになっている」と同社駒ケ岳醸造所の竹平考輝所長。単なる地ビールメーカーの域を脱した地域活性化事業にも熱心な同社だが、「今まで以上に地元、そして信州を意識しながら商品や企画を展開していきたい」と続けた。

建設業受賞の意味合いかみしめながら

工房信州の家と南信州ビールが信州ブランドアワードに入選

 「今までにかんてんぱぱや八幡屋礒五郎など長野県人なら誰もが知っているブランドが選ばれている同賞に入選できたことは大変うれしい」と、フォレストコーポレーションの小澤仁社長。県産材の使用にも力を入れ、信州を楽しみ豊かな住まいづくりをコンセプトにしたブランドイメージは高い評価を受けた。
 ホテルサービス、食品、イベント、製造業などの受賞が多いなかで、建設業が受賞した意味合いは大きいと小澤さん。「住宅建築が地域ブランドのひとつとして選ばれたことは県産材の活用の拡大にとっても励みになる」と喜んだ。

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