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平安時代の墓 南箕輪村郷土館に再現

平安時代の墓 南箕輪村郷土館に再現

 南箕輪村郷土館の入り口脇に、南殿から出土した平安時代の墓が復元されている。
 墓は、平成元年に南殿の宮ノ上から出土したものでで、先月、郷土館の前に復元された。
 復元には出土した石を使い、発掘されたときの状態を再現している。
 墓は、平安時代、およそ1000年前のもの。中には火葬された骨の入った壺が収められていた。この時代に火葬すること自体が非常にまれだった。調査の結果、骨は壮年の女性のものである事が分かっていて、豪農など、裕福な女性のものではないかと推測されている。
 発見時の対応などがよく、壺は、無傷で保存されていて、村の指定文化財となっている。
 この復元された墓は、いつでも見学することができる。また壺や骨は、郷土館が会館している毎週水曜日に見ることができる。

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