長谷の秋葉街道、開通
その昔、信仰の道、塩の道として栄えた古道、秋葉街道が22日、住民有志でつくる「秋葉街道道普請隊」の手で開通した。
この整備事業は、静岡県の秋葉神社へと続く古(いにしえ)の街道を歴史や観光の観点から再生しようと昨年春から県の補助を受け、地域住民らがボランティアで行ってきたもの。約2年の歳月をかけ、長谷地域内で開通に至った。
この日はメンバー15人が長谷から大鹿村に抜ける分杭峠で作業。長谷の中尾地区から大鹿村境の峠まで10キロの山道が開通した。
道普請隊では、今後も継続的に草刈をするなど街道の整備を続けていく。
活動の輪は、隣の大鹿村まで広がっており、分杭峠から南側の整備もスタートする見込み。