ミツロウで来年の干支「牛」の置物
伊那市で養蜂園を営む小松実治さんは、ミツロウを使って来年の干支、牛の置物を作っている。
小松さんの作業所にはいろいろな形をした来年の干支「牛」の置物が並んでいる。
干支の置物作りは今年で14年目。今年は5種類の牛の置物を制作している。
ミツロウの置物はミツバチの巣を溶かして作る。溶かしたものにクレヨンを入れ、色を付けたあとシリコンで出来た型に流し込む。そして2時間半から3時間で完成する。
小松さんは養蜂園で使う蜂の巣箱の組み立てを伊那市の障害者社会就労支援センター「ゆめわーく」などに依頼している。
この置物はそのお礼にと、この時期に施設の利用者にプレゼントしていて、今年は350個ほどを作る予定。
ミツロウの置物作りは、来月10日頃まで行なわれるという。