豪農屋敷「箕澤屋」で邦楽演奏
箕輪町沢に残る江戸時代の豪農屋敷「箕澤屋」の公開にあわせ、琴や三弦、尺八の演奏が行われた。
箕澤屋は、江戸時代に酒造りで栄えた小原家が住んでいた屋敷で、江戸時代の貴重な資料が保管されている。
信州箕澤屋の会が屋敷を管理していて、今回3年ぶり5回目の公開を行った。
公開にあわせ琴・三弦・尺八の会が演奏を披露した。
演奏したのは筝曲「黒髪」など4曲で、屋敷の雰囲気に合うよう江戸時代の曲を選んだ。
幕末に活躍した武士、勝海舟が書いたとされる掛け軸の前で厳かに演奏が行われ、訪れた人達が聞き入っていた。
また、会場には日露戦争で使われた軍服や生活用品など貴重な資料が展示され訪れた人が見学していた。