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新ごみ中間処理施設の用地選定
住民グループの公開質問状に伊那市が回答

 伊那市は26日、新ごみ中間処理施設の用地選定について美篶地区の住民グループが出していた公開質問状に対し回答した。
 公開質問状に対する回答は伊那市役所で行われ、住民グループ11人と市職員など5人が出席した。
 質問は6つで、候補地選定にあたり、なぜ「気象」を評価項目から外したのか竏窒ニいう質問には、「環境影響評価アセスメントの段階で実施される気象調査に委ねる」と回答している。
 また、美篶地区がアセスメント実施の合意形成の対象地区になっていないのはなぜか竏窒ニいう問いには、「候補地の地元、北新区と桜井区の合意が得られてから着手し、関係地域の意見を聞き評価方法などを決める」としている。
 他に用地選定にあたり住民の聞き取り、現地調査をしないで決めたのはなぜか竏窒ニいう質問には、「用地選定委員会で現地調査を行ったほか、委員会全てを公開し、住民から寄せられた質問、意見は全て委員会で協議した」としている。
 施設の安全の根拠については、伊那中央清掃センター周辺住民に健康被害がないこと、また水害に対しては、天伯水源付近の堤防は計画高水位より高いことなどを挙げている。
 他に、なぜ竜東地区だけが今まで同様ごみの排ガスの下で不安に暮らさなければならないか竏窒ニの質問には、「特定の地区を想定して選定したのではなく、客観的な評価で決めたもの。排ガスの排出基準には厳しい基準があり、施設が住民や環境に悪い影響を与えることはない」と回答している。

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