小規模特認校の新山小学校
来年度の入学希望者なし
伊那市内全域から児童を募集してきた新山小学校の募集が28日、締め切られた。伊那市によると、来年度の入学希望者はなかったという。
児童数が定員を満たしていない新山小学校は、来年度から通学区を限定せず、市内全域から通うことのできる小規模特認校になった。
その後、市では来年度以降に新山小学校への入学希望者を募集していたが、締め切り日の28日までの間、申し込みはなかった。
期間中、市内から1件、市外から3件の問い合わせがあったが、いずれも平成22年度以降の入学希望者だという。
この状況を受け、伊那市では引き続き募集をしていく予定。
現状で来年度、新山小学校へ入学する児童は1人で、現在の1年生が2人しかいないため、このままだと来年度は1、2年が複式学級になるという。