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生活する知恵一般にも伝授

国少で指導者養成講座

 生活の知恵を習得してもらおうと、社団法人青少年交友協会(東京都、森田勇造理事長)主催の「生活体験活動指導者養成講座窶柏カ活する知恵を学ぶ窶煤vが7泊8日の日程で、高遠町の信州高遠少年自然の家を拠点に開かれている。
 自炊を中心とする長期の共同宿泊生活体験を通じて、社会性を理論的・実践的に学び人間力を高める。協会は文部科学省の認可団体で、科学文明社会に対応する少年教育に必要な野外文化教育の啓発・実践を全国的に続けている。同趣旨の教員を対象とした講座を10年間開いてきたが、一般向けは今回が初めて。
 千葉、埼玉、愛知などから大学生を中心に約10人が参加。期間中は、かまどや竹のはし、火吹き竹づくりに挑戦し、「野外生活用の道具」で自炊生活を送り、日常的なひもの結び方や自然探索、農作物の収穫のプログラムを体験。植物探索で、採集した野草は天ぷらにして味わった。
 また、応急手当と救急法の講習会もあり、高遠消防署職員の指導で、心臓がけいれんした場合などに電気ショックを与え心臓を正常な状態に戻す「AED」(自動体外式徐細動器)の使用方法や人工呼吸、止血法などを学んだ。
 全日程受講者には、野外文化活動指導員の資格認定証を授与する。

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