上農生が園芸作物販売
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒が5日、伊那中央病院の玄関前で、授業で育てたシクラメンや野菜を販売した。
販売したのは園芸科学科の3年生17人。シクラメンやネギ、キャベツ、白菜、リンゴを安く提供した。
販売体験は授業の一環で、生徒たちは野菜などを買い求めにきた地域の人たちに笑顔で応対していた。
上伊那農業高校は、伊那中央病院とボランティア活動や、栽培した作物の販売場所を提供してもらうなどの連携をしていて、病院祭のほか、毎年この時期にも販売をしている。
ある生徒は、「上農の味を知ってもらういい機会だと思う」と話した。
販売コーナーには次々と人が訪れていて、シクラメンを2鉢購入したある女性は、「生徒さんの育てたきれいなシクラメンが安く買えてうれしい」と話していた。