信州ボタニカルアート同好会展示
植物の花や葉などを緻密に描くボタニカルアートの作品展が、伊那市の伊那図書館で開かれている。
会場には、会員14人の作品40点ほどが並んでいる。
ボタニカルアートは、植物を題材に、正確に形や美しさを表現するもので、図鑑に使われるような絵。
辰野町の豊南短大の公開講座がきっかけで集まった信州ボタニカルアート同好会上伊那支部が作品展を開いた。
会員は、家事や仕事の合間に作品を作っていて、植物の質感など見たままを表現することを日々勉強している。
色づけは、水彩絵の具の中でも透明感があるものを使っていて、塗り重ねて下の色を透かせることで、色の深みを出している。
ある会員は、「絵を描いてみると、普段見ているようで、きちんと植物を見ていなかったと気付いた。新たな発見もあり楽しいです」と話していた。
この作品展は7日(日)まで。