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上伊那圏域福祉フォーラム

上伊那圏域福祉フォーラム

 上伊那圏域福祉フォーラムが6日、南箕輪村民センターで開かれた。
 フォーラムには上伊那各地の福祉関係者など150人が参加した。
 6つのグループに分かれて開いた分科会のうち、発達障害のある子どもなどの療育についての分科会では、6人のパネリストがそれぞれの立場から発言した。
 療育とは、「医療と連携して育てる」という意味で、自閉症や多動性障害など、軽度発達障害の子どもたちをどのように育てていくかが話し合われた。
 軽度発達障害の子どもを持つ母親は、「子どもが診断されるまでは母親の教育が悪い、しつけが悪いと言われ、つらかった。障害がわかって、子どももつらかったことが分かり、障害を克服する手段になった」と自身の体験を語っていた。
 また保育園、小中学校、高校、そして社会と連携した支援が必要竏窒ニの話し合いも行われた。
 箕輪進修高校の鈴木義明教頭は、「午後や夜間部がある進修高校は、特別支援教育の一翼を担っている。多くの生徒にとって最終の学校となるので、困難はあるが、社会の理解を得ていくために、生徒たちを励ましていきたい」と話していた。

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