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ごみ減量へ
大型生ゴミ処理機貸出モデル事業 大萱団地で開始

ごみ減量へ<br>大型生ゴミ処理機貸出モデル事業 大萱団地で開始

 ごみの減量を目的に、伊那市が大型の生ゴミ処理機を地区に貸し出す県内でもめずらしい取り組みが、モデル事業として伊那市西箕輪の大萱団地で始まった。
 生ゴミ処理機は250万円で伊那市が購入し、県営住宅大萱団地に無料で貸し出す。
 7日は、住民が参加して処理機の稼働式が行われた。
 伊那市では、ごみの減量と循環を目的に、地域ごとに生ゴミ処理機を貸し出す事業を進めていて、大萱団地はこの事業の初めての対象地区となる。
 処理機は、微生物によって生ゴミを分解するもので、できた堆肥は地区の畑や花壇の肥料として利用する。
 団地の自治会では、利用時間や、ゴミの重さを量るために全員で同じ三角コーナーを利用するなどの決まりをつくり、管理、運用は地区で行っていく。
 大萱団地は67世帯あり、1世帯が1日に出す生ゴミの量は約28キロ、1年間では10トンの計算で、この分の生ゴミが削減できる。
 伊那市では、今年度末にどのくらいの生ゴミを処理したか統計をとり、今後の事業展開に活かしていくという。

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