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135/(月)

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冬支度 雪吊り、雪囲い作業始まる

冬支度 雪吊り、雪囲い作業始まる

 伊那市高遠町の満光寺で8日、庭の植木を雪から守る雪吊りや雪囲いの作業が始まった。
 雪吊りは、木々の枝が雪の重みで折れないよう、保護するもの。
 この日は、伊那広域シルバー人材センター東部地区高遠班のメンバー5人が作業にあたっていた。
 作業は、長さ8メートルから12メートルの支柱を松に固定し、上から放射状にワラの縄を張り巡らせ、枝を吊る。
 作業にあたった人達は、脚立などを使い、縄を下し、枝に結びつけていた。
 この日作業した松は、樹齢が約500年の黒松で、武田信玄の弟、武田信廉が信玄の遺言により、この寺に植えたといわれている。
 この松を一目見ると、極楽へ往生できると言う噂が広がり、極楽の松と呼ばれている。
 庭のツツジなどには、雪よけのワラの帽子がかぶせられ、ボタンには雪囲いがされていた。
 作業は10日頃に終わる予定という。

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