上農高でAED講習
上伊那農業高校で17日、AEDの操作方法についての講習会が開かれた。
園芸科学科の1年生42人が、伊那中央病院の職員から講習を受けた。
上農高校は2003年に中央病院と連携協定を結んでいて、生徒が病院で庭の手入れや野菜の販売をしている。
この講習会はその一環で、毎年1年生を対象に行われる。
生徒たちは、「電気ショックを与えるまでは、心臓マッサージを止めないこと」「周りに何人か人がいる時はそれぞれの役割を明確にすること」などの指導を受けながら操作方法を学んでいた。
上農高校には、体育館と正面玄関にAEDが設置されている。
西村清利教頭は、「いつでも職員が一緒にいるとは限らないので、生徒しかいない時でも協力して救命措置が出来るよう知識や技術を身につけて欲しい」と話していた。