スマイル山車クラブが山車完成
箕輪町木下の南宮神社で、来年1月の初祭りに飾るため小学生が制作を進めてきた山車飾りが、20日に完成した。
この日は山車飾りを作った箕輪町木下の小学生が、人形を舞台に設置して山車飾りを完成させた。
南宮神社の初祭りでは毎年、木下山車飾保存会が、歴史や昔話を題材にした山車飾を展示している。
02年に子どもたちだけでつくる「スマイル山車クラブ」が発足し、地域の小学生も一緒になって山車づくりをしている。
今年子どもたちが制作したのは昔話「かさじぞう」を題材にしたもので、6人目のお地蔵さんに自分の手ぬぐいをかぶせようとする場面が表現されている。
子どもたちは先月から毎週土曜日に集まり、制作を進めてきた。
クラブの子どもたちは「顔を作るのが大変だったけれど、お地蔵さん一体一体に違った表情や個性が出せてよかった」と話していた。
南宮神社の初祭りは来年1月10日、11日に行われ、保存会の作品も併せて6つの山車が展示されることになっている。