青空教室 今年度最後はそば打ち体験
伊那市美篶の子どもたちを対象とした「青空教室」の今年度最後の教室が20日開かれ、小学生がそば打ちを体験した。
青空教室は、02年からの学校週5日制をきっかけに地区の青少年育成会や公民館、JAが共同で開いているもので、今年で7年目となる。
毎月1回の教室では、農作業や地域の歴史学習などを行ってきた。
今年度最後の教室となったこの日は、美篶そばの会のメンバーからそば打ちを教わった。
そば粉は、今年8月みんなで種をまき、10月に収穫したもの。子どもたちは慣れない手つきだったが、そばの会のメンバーや保護者に教わりながら作業を進めていた。
美篶青少年育成会の畑房雄さんは「この1年、子どもたちはさまざまな体験を通してふるさとの良さや友人同士協力することの大切さを学ぶことができたと思う」と話していた。
今後、1年間の活動を作文にまとめ文集を作るという。