死亡ひき逃げで19歳少年逮捕
伊那警察署は21日、20日未明に伊那市山寺の市道で起きたひき逃げ事件の容疑者として、市内に住む19歳の少年を逮捕した。
自動車運転過失致死及び道路交通法違反の疑いで逮捕されたのは、伊那市に住む飲食店店員の19歳の少年。
伊那署によると、容疑者の少年は、20日午前3時40分頃、伊那市山寺の市道において、上伊那農業高校方面から伊那北駅方面へ軽4乗用車を運転中、車道にいた伊那中央病院の医師飯島智さんと衝突し、逃走した疑いがもたれている。
飯島さんは、市内の病院に運ばれたが骨折や肺損傷などの外傷性ショックで死亡した。
警察は70人態勢で現場鑑識や聞き込み捜査をし、目撃情報などから少年の犯行が明らかなり、21日午後11時50分に少年を逮捕した。
少年は警察の調べに対し、概ね容疑を認めていて、「犯行時は怖くなり逃げ出した」と話しているという。