商工会青年部がパーティーオークションの売上げを村へ寄付
宮田村商工会青年部は22日、約200人を集めて6日に開いた歳末慈善パーティーのオークション、入札の売上金23万7588円を「福祉に役立てて」と全額、同村へ寄付した。小田切等部長と、副部長の吉沢賢治さん、花井祐治さんが村役場を訪問。清水靖夫村長は若者の呼びかけで集まった多額の善意に感謝した。
パーティーは今年で43回目を迎え、恒例のオークションと入札には約60社が協賛。ワインやとうふ、そばなどを詰め合わせた村の特産品セットなど多彩な出品があり、参加者が楽しみながら競り落とした。
収益は村などへ毎年寄付しており、善意を受け取った清水村長は「みなさんの想いが地域に広がり、つながっている」と小田切部長らに声をかけた。
村内の風倒木をリサイクルし、地元にある県の知的障害者総合援護施設・西駒郷の利用者と共同製作した「エコはし」を会食に用いたことで盛り上がった今年の慈善パーティー。清水村長は「知恵と行動力があれば我々も色々できることを皆さんが証明してくれた。今後も刺激になるような活動をお願いしたい」と、さらなる青年部の活躍に期待を寄せた。