宮田村の福祉ふれあいまつりに子どもたちが協力
宮田村の第11回福祉ふれあいまつり(実行委員会主催)は24日、村民会館で開いた。約2千人が来場。各種催しが行なわれたが、運営に協力する子どもたちのボランティアも数多く、地域で支えあう福祉の原点にふれた。
障害者やボランティア団体が出演する「ふれあい発表」のほか、作品展などで会場は例年以上の人出。村福祉作業所や西駒郷、伊那養護学校の製品即売も賑わった。
宮田中学校の生徒会役員とボランティアサービス委員会の50人は、会場運営に協力。
来場者に配るおにぎりをむすんだり、ポップコーンや綿あめのサービスコーナーに立つなど接客に励んだ。
同生徒会の平沢翔太副会長は「ありがとうって、言ってもらえてやりがいがある。色んな人と接することができて良い経験になった」と話した。
また、開会式では宮田小、中学校の吹奏楽、東保育園の歌や踊り、宮田太鼓子ども連の演奏などもあり、子どもたちが大きく貢献した。
村社会福祉協議会の縣忍事務局長は「福祉って本当は何か身構えるものではなく、このようにみんな一緒に参加してもらうことだと思う。今後も続けたい」と話していた。