信大農学部生が栽培した大豆寄付
信州大学農学部の学生が、自分で育てた大豆を地域で使ってもらおうと25日、南箕輪村に寄付した。
大豆を届けたのは駒ケ根市在住で信大農学部3年の水上積善さん。
水上さんは今年、地域の酪農家から借りた牧草地およそ30アールで、ギンレイという品種の大豆を栽培した。
栽培期間中は無農薬で育て、サークル仲間にも手伝ってもらいながら、草取りや刈り取りなどすべて手作業で行い、およそ200キロ収穫したという。
今回、収穫した全体のおよそ半分、100キロを村役場に届け、「地域のために使ってください」と話した。
唐木一直村長は、「安全な大豆でありがたい。味噌に加工して、学校や保育園、福祉施設で使用させていただく」と感謝した。
村では来年2月頃、新しくできる大芝高原味工房の施設で、第1号味噌として今回の大豆で味噌を造りたい竏窒ニしていて、水上さんたち信大生も一緒に味噌加工を体験する予定。